カンパラプレス

車いすテニス/ Wheelchair Tennis

車いすテニス/ Wheelchair Tennis

国際テニス連盟(ITF)のルールに則り、コート、ネットの高さ、ラケット、ボールも一般のテニスとほぼ同じ。違うのは、「2バウンド以内の返球」がOKという点。

目の覚めるようなサーブ、長く続くラリー、さらには相手の嫌がる所への正確なショット……目の前で繰り広げられるのはまさに「テニス」。しかも車いすを操作してのプレーとなると、ますます目が離せない。

まず、4ポイント先取したら1ゲーム獲得。6ゲーム先取した段階で1セット獲得。2セット先取したら勝ちという(3セットマッチ)、ゲームセットになるまで体力と時間との戦い。

男子、女子、クァード(手や上肢にも障がいがある)に分かれ、それぞれシングルスとダブルス(クァードは男女ぺアも可)がある。クァードでは、ラケットと手をテーピングで固定して握力を補うなどの工夫が認められている。車いすは素早く回転できるように、タイヤは八の字型。障がいによっては電動車いすを使用する選手もいる。

対象選手:下肢障がい(脊髄損傷、下肢切断など)の肢体不自由、上肢にもまひなどの障がい

見どころ:国際テニス連盟が定めた権威のある「四大大会」や「グランドスラム」は、一度は見てみたい。

WEBサイト(競技団体):日本車いすテニス協会

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