パラリンピックとは/ About Paralympic
オリンピック閉幕後に、原則同都市、同会場で開催される障がい者アスリートによる世界最高峰の国際競技大会。夏季大会と冬季大会がある。 パラリンピック最大の特徴としては、障がいの違う選手が公平に戦うために、障がいの内容に応じた「クラス分け」があることが挙げられる。 車椅子バスケットボール:選手が競技専用の車椅子に乗って行う。ドリブルやトラベリングなどのルールにアレンジが加えられている。視覚障害者5人制サッカー:晴眼者のゴールキーパー以外は視覚障害のあるプレイヤーが、コーラーと呼ばれるコーチの声の指示とボールに入った鈴の音を頼りに、パスやシュートを行う。 ボッチャ:重度肢体不自由者対象に考案された、カーリングに似たスポーツ 障害には、腕や脚、視覚などさまざまな種類があり、また同じ種類でもその程度(重度)はバラバラ。できるだけ公平な条件のもとで競技できるよう、障害の種類や程度によってクラスを分けている。 「ポイント制度」=車いすバスケットボールとウィルチェア(車いす)ラグビーで採用されている制度。障害の程度により各選手に「持ち点」が決められており、1チームは持ち点の合計点の上限の中で編成されねばならない。持ち点は障害が軽いほど点数が大きく、重いほど小さくなります。このルールにより、障害の程度の異なる選手がバランスよく試合に出場でき、相手チームとも公平な対戦が可能になる。
パラリンピックとは
パラリンピックに出場するためには規定の大会への出場や標準記録の突破など、選手に求められる条件は厳しくなり、年々パラリンピックの競技性は高くなっている。
さらに障がいをサポートする装具の技術が向上し、操作や着脱の簡便化、安全面の確保が進み、徐々に競技環境も整ってきている。その結果、中にはオリンピック選手の成績に匹敵するほどのパフォーマンスをする選手もいる。
今、2020年東京での開催が決定し、日本では多くの組織や企業の協力を得て、今までパラリンピックを知らなかった人たちも注目をするようになっている。
特徴
用具・ルール
ゴールボール:視覚障害者を対象に考案された、サッカーやハンドボールに似たスポーツクラス分け