カヌー／ Canoe
2016年リオデジャネイロ大会から正式競技として行われているパラカヌー。下肢に障害のある選手たちが、一人乗りの艇に乗艇し、直線200ｍを速さを競う。選手のバランスの良さはもちろん、自然の中での水辺のスピードレースは単純明快で面白い。
種目は2つ。「カヤック種目(KL)」は、ブレードがついたパドルを左右交互に漕ぐ。「ヴァー種目(VL)」は、艇外に突き出した浮きヴァー（アウトリガーカヌー）を使用し、片方だけにブレードがついたパドルで、左右どちらか片側飲みを漕いで進む。
障害は、程度によって3つのクラスに分かれており、動体を動かせず肩と腕の機能だけで漕ぐ最も障害の重いKL1&VL1、動体と腕を使って漕ぐことが出来るKL2&VL2、腰、動体、腕を使う事ができ、力を入れて踏ん張るなどの操作ができる障害の軽いKL3&VL3に分かれている。
