井谷が100mでアジア新！「やっと11秒前半が出せた、最高だ」 パラ陸上パリGP
100メートルで11秒47のアジア新記録を出した井谷（撮影：越智貴雄）
パラ陸上のグランプリシリーズ大会1日目（フランス・パリ）は、現地時間29日に男子100メートル（T61-64）予選が行われ、井谷俊介（SMBC日興証券）が、11秒47のアジア新記録を叩き出した。同日行われた決勝では、マイナス1.4メートルの向かい風の中、11秒58の好タイムで3位に入った。
アジア新記録について、井谷は「やっと11秒前半の記録が出せた。重点的に取り組んでいるスタートと中盤の走りを上手く発揮できた、最高だ。ただ、海外勢との差も明確で、課題に取り組み、世界選手権（11月・ドバイ）ではメダルを取れるようにしっかりと準備していきたい」と話した。
（取材：越智貴雄）
