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「大分国際車椅子マラソン」が初の全国生中継!

昨年大会の様子(撮影:越智貴雄)

昨年大会の様子(撮影:越智貴雄)

 30日開催される、第36回大分国際車椅子マラソンが初めてテレビで生中継される。

 リオデジャネイ ロパラリンピックにも出場した選手も含め、世界トップクラスのアスリートによる、白熱したレースをテレビでも観戦することができます。平均時速 30kmを超えるスピード感 と巧みな駆け引き、また闘志あふれる選手の表情など、テレビで車いすマラソンレースの醍醐味をライブで感じることができる。

 BS-TBSが全国放送で9:55~12:00、地元民放OBS(大分放送)が 9:55~11:30で、それぞれ放送される。

【レースのみどころ(T34/53/54=最速クラス)】

男子は、なんといっても注目は計14回の最多優勝を誇るハインツ・フライ(スイス)の持つ世界記録(1時間20分14秒)にどこまで迫れるかに期待が集まる。30回記念大会から6連覇中でリオデジャネイロパラリンピックのマラソン金メダリストのマルセル・フグ(スイス)と、同じくリオデジャネイロパラリンピックのハンドサイクルロードの金メダリストであるエレンスト・ヴァン・ダイク(南アフリカ)の記録に注目だ。

国内勢では、前大会2位の山本浩之選手(福岡県)、3 位の副島正純選手(長崎県)、そして日本記録保持者の洞ノ上浩太選手(福岡県)がどれだけ海外勢について、リオデ ジャネイロパラリンピックマラソンの雪辱を果たせるか。若手の西田宗城選手 (大阪府)と鈴木朋樹選手(千葉県)が優勝争いに絡んでいけるかも期待だ。

女子は、前大会2位のナターリア・コチェローバ選手(ロシア)、前大会3位のアリネ・ホチャ 選手(ブラジル)、そして前大会ハーフマラソン2位で今回マラソンでエントリーのマリア・デファチマ・フォンセカ選手(ブラジル)の若手選手による優勝争いに注目。

【レースのみどころ(T33/52)】

前大会で6度目の優勝を果たしたサンティアゴ・サンツ選手(スペイン)とリオパラリンピック 400m、1500mの2種目銀メダリストで前大会2位の佐藤友祈選手(岡山県)、 そして高田稔浩選手(福井県)や上与那原寛和選手(沖縄県)の歴代優勝者との戦いに注目。

【レースのみどころ(T33/52)】

IPC 世界ランキング1位で前大会優勝のピーター・ドゥ・プリーズ選手(南アフリカ) の世界記録更新に期待がかかる。

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