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女子走り幅跳び(T42) パラ初出場18歳の前川が4位、大西は6位 リオパラリンピック

4位の前川の4本目の跳躍=リオパラリンピック(撮影:越智貴雄)

4位の前川の4本目の跳躍=リオパラリンピック(撮影:越智貴雄)

 10日(大会4日目)、オリンピックスタジアムで陸上女子走り幅跳び(T42)が行われ、日本からは前川楓(愛知医療学院短期大学)と大西瞳(ヘルスエンジェルス)の2名が出場。前川は4本目にアジア新記録となる3m68cmを跳び4位に、大西は3本目にパーソナルベストを更新する3m58cmを跳び6位に入賞した。

 前川は競技後「2本目まではメチャクチャ緊張していて、3本目は跳ばないと次に行けないぞと自分に言い聞かせて跳びました。練習では3m80ぐらいは跳んでいたのでメダルがとれなくて悔しいです。でも会場が2階席まで埋まっていて凄くワクワクして最高に楽しかったです」と笑顔で話した。

6 位入賞の大西、3本目の跳躍=リオパラリンピック(撮影:越智貴雄)

6 位入賞の大西、3本目の跳躍=リオパラリンピック(撮影:越智貴雄)

 自己ベストの記録で6位入賞した大西は「練習では跳べていなかったのですが、3本目で跳ばないと後がないというプレッシャーがあって、パーソナルベストを更新できました。前回はパラリンピックに出られなくて悔しかったのですが、パラリンピックに出られても(メダルに届かなければ)悔しいんだなと思いました」と話した。

【日本代表メカニックの臼井二美男さんのコメント】

「大西さんは本番に強いからパーソナルベストを出すのではと思っていました。前川さんは、練習では調子が良かったのですが、最初は緊張しているのがわかったから心配でしたが、よくやりました。大先輩と新人が本当によくやってくれました」

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