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山本篤が走り幅跳びで世界新! パラ陸上日本選手権2016

走り幅跳び4本目の跳躍で6m56cmを跳び世界新を樹立した山本篤(撮影:越智貴雄)

走り幅跳び4本目の跳躍で6m56cmを跳び世界新を樹立した山本篤(撮影:越智貴雄)

 1日、日本パラ陸上競技選手権大会兼リオパラリンピック選手選考会(コカ・コーラウエストスポーツパーク=鳥取市)の2日目が行われ、走り幅跳び(T42クラス=大腿切断など)で、山本篤(スズキ浜松AC)が4本目の跳躍で6m56cmの世界新記録を出した。これまでデンマークのJorgensen Daniel選手が持っていた6m53cmの記録を3cm更新した。

走り幅跳び4本目の跳躍で6m56cmを跳び世界新を樹立した山本篤(撮影:越智貴雄)

走り幅跳び4本目の跳躍で6m56cmを跳び世界新を樹立した山本篤(撮影:越智貴雄)

 競技後、山本は「最近は走っている感じも跳んでいる感じも良かったので、自分の感覚を信じて試合にのぞんだ。今日は、練習中から良い跳びだったので、今日はいけるかもという感じはあった。世界記録はずっと出したかったので嬉しい。リオでは、金メダルを獲れるジャンプをしたい」と喜びを語った。

掲示板前で笑顔の山本篤(撮影:越智貴雄)

掲示板前で笑顔の山本篤(撮影:越智貴雄)

=T42クラスとは?=

片側もしくは両側の大腿部で切断しており、義足を使用して競技をする、または片側の膝関節と足関節の機能を失ったもの。

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