パラアスリートらによるランニングワークショップで「元気力がアップ!」
パラアスリートやデフアスリートと一緒に走り、交流できるワークショップ(東京都主催)が、5日午前に世田谷区の陸上競技場で開催された。
ミニトレーニングやランニング、アスリートとの交流会に、90人が参加。参加者たちは、今年のパリ・パラリンピックや2022年のブラジル・デフリンピックでメダルを獲得したアスリートらと共に汗を流し、会話を楽しんだ。
パリ・パラリンピック陸上5000メートル(視覚障害クラス)で銀メダルを獲得した唐澤剣也選手(SUBARU)は、「視覚に障害のあるランナーはガイドランナー(伴走者)がいないと走れません。ガイドランナーの体験を通じて、より多くの人にパラスポーツの魅力を知ってもらいたと思います」と笑顔で話した。また、参加者の伴走についても「しっかりと私の走りのリズムに合わせてくれて、とても走りやすかったです。一緒に走りながら、トレーニングメニューやシューズの話もできて、楽しく走れました」とコメントした。
母親に誘われて参加した小学3年生の長濱みあさんは、「普段あまり走らないのですが、走っているうちに元気が出てきて、もっと走りたくなりました。アスリートの方々とお話しできたことも、とても楽しかったです」と笑顔で語った。
取材:越智貴雄