男子73キロ級、瀬戸が優勝!【柔道グランプリ東京大会】
視覚障害柔道の「グランプリ大会 -東京2023-」が12月4日、東京体育館で開幕した。
男子73キロ級(弱視)では、瀬戸勇次郎(九星飲料工業)が初戦で東京パラリンピック金メダリストのウズベキスタン選手を下すと、勢いそのまま勝ち進み、決勝ではカザフスタンの選手と対戦し、相手の反則負けで勝利し優勝を果たした。
瀬戸は、試合後「率直に嬉しいです。初戦から上手くはまって、自分の強みがしっかり生かせたと思います。最近、国際大会で結果が出ない状態が続いていたので、こうして東京で優勝できたのは本当に良かったです。パリ・パラリンピックでは金メダルをとれるようにしっかり頑張っていきたい」と話した。
今回、日本で初開催となったグランプリ大会は、パラリンピック大会、世界選手権大会に次ぐ国際大会で、パリ・パラリンピック出場枠に関わる世界ランクポイントが付与される重要な大会。大会は、明日5日まで。入場無料。