中国人ファンがサイン求めて殺到！車いすテニスの小田凱人が金でパリ出場権を獲得【杭州アジアパラ大会】
ジアパラ大会で金メダルを獲得しパリ出場権を獲得した小田凱人（撮影：越智貴雄）
中国・杭州で開催されているアジアパラ大会は27日、男子車いすテニスシングルスの決勝戦が行われ、小田凱人と眞田卓の日本人対決となった。第1セット6－3、第2セット7－5で小田が眞田をストレートで下し、金メダルに輝いた。
小田は「（金銀銅のメダル獲得が）全員日本人というのは嬉しいし、その中で金メダルを獲れたのは嬉しいです。パリの出場権が決まったことも単純に嬉しいし、パリに向け、また一つステップアップした」と語った。
同日の3位決定戦は三木拓也と董順江（中国）との試合。第1セット6－3、第2セット6－3で三木がストレートで勝利し、銅メダルを獲得した。
セレモニー終了後、中国人の観客からサインを求められる小田凱人
日本人選手の金銀銅メダル独占のセレモニーが終わると、中国のファンが日本人選手にサインを求め、選手もそれに応じていた。小田にサインをもらった観客は「準決勝戦から小田さんを見ていてファンになった。今回出場した日本人選手のレベルと技術の高さにとても驚いた。特に小田さんは若いのでこれから活躍するのがとても楽しみだ」と嬉しそうに話してくれた。
