19歳の新星、小野寺萌恵が2種目でアジア新!100メートルではパラ世陸の派遣記録を突破
7日、IPC公認の「2023世田谷陸上車いす競技会」が世田谷区総合運動場陸上競技場で行われ、女子100メートルと400メートル(共にT34クラス=脳原性まひ)で、小野寺萌恵(北海道・東北パラ陸上競技会)が、アジア新記録で優勝した。100メートルでは、18秒88のタイムで、7月にフランス・パリで開催されるパラ陸上世界選手権出場への日本パラ陸連が設定する派遣標準記録(19秒59)をクリアしており、出場へ大きく前進した。
競技後のインタビューで、小野寺は「今まで出したことのないタイムで、すごく嬉しいです。今までサポートしてくれた沢山の人たちの応援が力になりました。次のパラ陸上日本選手権(4月29日~30日)では17秒代を出し、世界選手権にのぞめたらいいかなと思います」と笑顔で話した。