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北薗がオール1本勝ちで優勝! 全日本視覚障害者柔道大会

オール1本勝ちで優勝を果たした北薗選手(左)(撮影:越智貴雄)

 11日、第37回全日本視覚障害者柔道大会が、講道館(東京・文京区)で行われ、国内の有力選手らが参加し、高レベルの試合が繰り広げられた。

 男子90キロ級には、昨年、東京パラリンピック選手村内で、自動運転バスオペレーターによる過失事故に見舞われ、81キロ級を欠場した北薗新光選手が、約一年ぶりに試合に参加。オール一本勝ちで優勝を果たした。

 北薗は「(階級の変更により)体重が足りていなくて苦労しところはあるが、尊敬する先輩と試合できたことを誇りに思う。今後、体をしっかり作っていき、もっと深く深くこの階級を研究していきたい」と話した。

 これまで男子は、視覚障害のレベルに関係なく、1つのカテゴリーで、体重別7階級行われていたが、2年後のパリパラリンピックからは、弱視と全盲の2つのカテゴリーに分けられ階級はそれぞれ4つ実施される。

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