アイススレッジホッケー/ Ice Sledge hockey
脊髄損傷や切断などによる下肢障害者が専用そりに乗った座位によって行うアイスホッケー。激しいコンタクトと華麗な組織プレイが魅力の、ウィンタースポーツの花形種目。スウェーデンが発祥の地とされ、パラリンピックでは1994年のリレハンメル大会から正式採用された。
1チーム15人のうち、氷上でプレイできるのはゴールキーパーを含めて6人。交代は試合中いつでも自由にでき、一度の6人全員が交代することもよくある。バンクーバー大会から、チームに女性選手を含めることが認められた。
1試合は15分X3ピリオド(インターバル10分)。終了時点で同点の場合はサドンデスの延長を行い、それでも決着しない場合はシュートアウト(ゴールキーパーと1対1で行うシュート対戦)で勝敗を決める。
リンクの大きさはオリンピックと同じだが、ゴールは高さ122cm、幅183cmと小型になっている。
バンクーバーでは、出場全8カ国が 4カ国ずつA(カナダ、ノルウェー、スウェーデン、イタリア)、B(日本、韓国、アメリカ、チェコ)の2組に分かれ、それぞれ総当たりの予選を行い、各組上位2チームが決勝に進出。最終的に順位決定戦も行い、全チームに1位から8位までの順位が着く。
WEBサイト(競技団体):日本アイススレッジホッケー協会