トライアスロン／ Triathlon
2016年リオ大会から正式競技に採用された。1人で３つの種目、スイム（水泳）、バイク（自転車）、ラン（長距離走）を連続して行い順位を競う。競技はスイム0.75km、バイク20km、ラン5km、合計25.75kmの距離。
スイムからバイク、バイクからランに移り変わるトランジッションにかかる時間もタイムに加算される。トランジッションでは、ウェットスーツは決められた場所にあるかごの中に入れる、決められた場所に自転車を停める、などに違反するとプラス10秒のペナルティが加算されるというルールもある。
障がいの程度によってクラス分けがある。車いすを使用する選手は、バイクではハンドサイクル、ランでは競技用の車いすレーサーを使用する。義手や義足を使用する選手はカスタマイズした自転車などを使用する。視覚障がいの選手は伴走するガイド１名と一緒に全てのレースを行う。スイムとランでは、ガイドロープをお互い握り合う形で行い、バイクではガイドが前に乗り選手が後ろに乗る2人乗りの自転車を使用する。
