柔道/ Judo
ルールは一般の柔道とほとんど同じ(「国際柔道連盟試合審判規定」と「大会申し合わせ事項」に準ずる)。
ただ選手は視覚に障がいがあるため、最初からお互いの襟と袖を持ち組んだ状態になり、主審の「始め!」の合図で始まるところが唯一違う点である。そのため、健常者の柔道のような探り合いはない。試合途中で選手が離れた場合も、主審の「待て」により試合開始の位置に戻り、また「組む」のである。試合時間は5分。
柔道のクラスは障がい別ではなく、体重別になる。男子は7階級(60kg級・66kg級・73kg級・81kg級・90kg級・100kg級・100kg超級)、女子は6階級(48kg級・52kg級・57kg級・63kg級・70kg級・70kg超級)。
段位も健常者と同様に取得することができる。
対象選手:視覚障がい
見どころ:「組む」ところから始まり、終始組んでいるために、相当な体力消耗が考えられるが、それは終盤でも逆転が十分可能であるということ。最後の最後まで目が離せない。
WEBサイト(競技団体):日本視覚障害者柔道連盟