車椅子レース1500m、鈴木が決勝進出!「持っているすべての力を出し切る」 パラ陸上世界選手権2017
16日、世界パラ陸上競技選手権ロンドン大会(大会3日目・午前)が行われ、男子1500m予選(T54)で鈴木朋樹(トヨタ自動車)が決勝進出を決めた。決勝は、16日夜(日本時間17日未明)に行われる。
競技後、鈴木は「(レース前から)今の力を全部ストレートで出し切ろうと思っていた。全部出し切った結果で、(順位は予選2組4位だったが)なんとかタイムでプラス1に入れた。こういう奇跡的な機会を与えてもらったからには、今日夜の決勝で、自分が今持っているすべての力を出し切りたい」と力強く話した。
初めてロンドンスタジアムで走った感想には、「熱というかこのスタジアムの声援というのが今まで感じたことのない雰囲気。2年前の世界パラ陸上ドーハ大会も行ったが、その時とは全く違う。自分の師匠である花岡さんもこの場所でロンドンパラパラリンピックに出られていて、同じ雰囲気を味わえるというのは、今後の自分の競技人生の中で絶対にプラスになると思う」と話した。