アーチェリー/ Archery
第1回ローマ大会(1960年)からパラリンピックの正式競技として行われているアーチェリー 。制限時間内に、数十メートル先から中央部分(10点満点)を狙って矢をはなち、的に当て合計点を競う
アーチェリーでは、障害の程度により、W1クラス(車いすを使用・四肢まひなどの障害が重い)、W2クラス(車いす使用・対まひなど)、STクラス(立位または椅子に座る)に分かれている。上肢に障害のある選手の中には、弦を口にくわえて弓を引く選手もいる。
使用する弓は、一般的なリカーブ(的までの距離70m)と、弦を引く力が弱い人でも競技に参加できるように先端に滑車のついたコンパウンド(的までの距離50m)の2種類。ルールは一般的なアーチェリー とほぼ同じで、個人戦と団体戦がある。