車いすバスケ女子日本、パリ切符掴む!主将の北田「パリでメダルを獲る」【車いすバスケ女子世界最終予選】
車いすバスケットボール女子の世界最終予選大会(最終日)が20日、大阪市のAsueアリーナ大阪で行われ、クロスオーバー戦で日本はオーストラリアと対戦し50対26で勝利し、パリ・パラリンピック出場を決めた。
主将として女子日本チームを引っ張ってきた北田千尋は「前日のインタビューで、このチームを今日で絶対に解散させませんと宣言して、それが達成できたことにまず、ほっとしています。本当にたくさんの方が応援してくれて、本当に私達の背中を押してくれた」と話し、パリ・パラリンピックに向けて「自分たちはパリでメダルを獲るっていう目標があるので、レベルアップに向けて今からが本当の勝負です」と意気込みを語った。
世界最終予選は、8カ国が参加。17日~19日の3日間、4チームずつ分かれ総当たりの1次リーグが行われた。一次リーグの順位結果により20日、クロスオーバー戦が行われ、勝った4チームが、それぞれパラリンピック出場権が得られる。日本以外にパリ・パラリンピック出場権を獲得したのは、カナダ(アメリカ予選2位)・スペイン(ヨーロッパ予選3位)・ドイツ(ヨーロッパ予選4位)。
文:越智貴雄