アジアパラ 日本勢メダル1号はカヌーの瀬立モニカ 銀獲得に「純粋にすごく嬉しい！」
銀メダルを獲得し笑顔の瀬立（左）（撮影：越智貴雄）
杭州アジアパラ大会2日目（23日）、杭州市郊外の水上競技施設でカヌーが行われ、9時から行われた女子200メートル（KL1クラス）で、瀬立モニカ（江東区カヌー協会）が、銀メダルを獲得し、日本勢第1号のメダル獲得選手となった。カヌーの女子200メートル（KL1クラス）は、アジアパラ大会全競技を通じて、大会最初のメダルレースとなり、国内外の多くのメディアが取材に駆けつけ注目のレースとなった。
杭州アジアパラ大会女子200メートル（KL1）で力走する瀬立（撮影：越智貴雄）
表彰後、瀬立は「メダルをとるという強い気持ちを持って、この大会に来ました。金メダルをとれず、若干、不甲斐ない気持ちはありますが、日本選手団1号のメダル獲得という称号をつけてもらえて、純粋にすごく嬉しいです。表彰式に上がることは気持ちが良く、この嬉しい気持ちをモチベーションにして、来年のパリパラリンピックでも表彰台を狙いたいと思います」と、笑顔で話した。
文：越智貴雄
