杭州アジアパラが22日開幕 聖火ランナーに「加油!」の熱烈声援
22日夜、一部競技では来年に行われるパリ・パラリンピックの予選を兼ねたアジアパラ大会が中国の浙江省杭州市で開幕する。
19日には、同市の千島湖秀水広場で聖火リレーがスタートし、21日には多くの競技会場が設営されている同市中心部に到達。沿道に集まった市民から「加油!加油!(がんばれ!)」の声援を受けて、トーチに灯った聖火が次のランナーに渡されていった。
実際にコースに出て聖火ランナーのサポートをしたアジアパラリンピック委員会の水野正幸副会長は、「沿道のみなさんが応援してくれるので、とても楽しかった。これまでのアジアパラ大会にない熱気で、すごく盛り上がってます」と話した。
聖火リレーには600人のランナーが参加。大会には、全22競技に過去最多となる44カ国・地域から約3000人が参加。日本は、20競技259選手が出場する予定となっている。
文:西岡千史