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走り幅跳び 中西が銅メダルでパリ・パラ出場枠1号! パラ陸上世界選手権

銅メダル獲得に笑顔で飛び跳ねる中西(左)(撮影:越智貴雄)

 フランスのパリで開催されている、パラ陸上の世界選手権。大会3日目の10日午前(現地)、女子走り幅跳び(T64クラス)で、5大会連続のパラリンピック出場を目指す中西麻耶(阪急交通社)が、5メートル38センチで銅メダルを獲得した。今大会で4位以内に入った選手の国や地域には、来夏に開催されるパリ大会の出場枠が付与される。中西の銅メダル獲得で、日本人第1号の出場枠獲得を果たした。

6本目の跳躍で5メートル38センチを跳んだ中西(撮影:越智貴雄)

 中西は「今回しっかり、枠がとれた。ちょっとした心配が2本目ぐらいまで続いたが、それからはある程度は自分らしい跳躍ができた」と、笑顔で話した。中西にとっても、初のメダル獲得が期待されるパリ大会の出場に大きく前進した。

取材・文:西岡千史

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