神戸メリケンパークでストリートパラ陸上が開催!
30 日、兵庫県神戸市メリケンパーク仮設投てき場にて、「WPA(国際パラ陸上競技連盟)公認・ストリート陸上@KOBE」が開催された。
今大会は、「神戸のまちかどで、パラ陸上を魅せる」をコンセプトにしたプロジェクトで、2024年春に神戸で開催されるパラ陸上世界選手権の PRも兼ね、一般社団法人パラ陸上競技連盟と神戸2022世界パラ陸上競技選手権大会組織委員会との連携で実現。
座位投てきチャレンジには、東京パラリンピックで2つの金メダルを獲得した佐藤友祈(モリサワ)やアテネパラリンピックに出場した神戸市議会議員の山口由美さんらが参加。山口さんは「投てき競技は、すごくかっこいい競技。初めて挑戦しましたが、思ってたよりも難しくて奥深さを知りました」と、話した。
座位投てきWPA公認競技会には、上部美帆(兵庫パラ陸協)、坂本渉(Dream A.T)、萩本昇(AZW アカデミー)の3選手が出場。
地元神戸市在住の上部は、自信の持つ日本記録を7センチ上回る4メートル30センチをマークし、日本記録を更新した。上部は競技後のインタビューで、「新記録が出せるとは思っていなかったので、ここ神戸で出すことができてすごく嬉しかった。(2年後に神戸で開催の)世界パラ陸上神戸大会にも出場したい」と、笑顔で話した。